街中には自転車の危険な運転がいっぱい!
寒さの中にも春の兆しが感じられるころとなりました。
冷たい風や積雪のせいで冬の間は出番の少なかった自転車も、暖かくなってくると通学や通勤、お買い物に使われる機会が増えるのではないでしょうか。
そこで今回は、昨年10月のブログでもご紹介した「自転車の交通ルール」について改めて読者の皆さんと考えてみたいと思います。
目次
街中には自転車の危険運転が潜んでいます
筆者は、日ごろから車にもバイクにもよく乗っており、街中から田舎道までさまざまな道を走っています。
その中でも目立つのが街中での危険な自転車走行です。
慎重な性格である筆者は、車やバイクに乗る際は人一倍運転には注意していますが、ヒヤリとする場面に度々遭遇します。
ここでは、車やバイクに乗る人から見た自転車の危険な場面をご紹介したいと思います。
車道を逆走する自転車
道路交通法上、自転車は軽車両と位置付けられます。
そのため、歩道と車道の区別のあるところでは、原則として車道の左側に寄って通行しなければなりません。
最近では、車道を走る自転車も増えており、車道の右側に寄って通行する自転車も少なくありません。
自転車が右側を走るということは、車やバイクと向き合って走行するということです。
最悪の場合、それらの対向車との正面衝突を起こしかねません。
後方確認をしない自転車
車道の左側に寄って正しく走行する自転車にも重大な危険が潜んでいます。
筆者は東京都内の道路を車やバイクで走行する機会が多くあります。
東京都内には片側二車線で、一つの車線が乗用車1台分の幅しかない道路が多くありますが、そのような環境においても、自転車は原則、車道を走る必要があります。
多くの自転車は、車やバイクと異なりサイドミラーが付いていません。
そのためか、後方確認をきちんと行わない自転車をよく見かけます。
自転車が路上駐車している車を避けるために、車道内の真ん中に膨らむこともありますが、当然車やバイクの方が走行速度も速く、急に膨らむ自転車に危うく接触してしまう可能性もあります。
夜間に無灯火運転する自転車
夜間にライトをつけていない自転車もまだ見かけます。
街灯の多い大道路では自転車の姿は見えますが、街灯の少ない住宅街などでは、無灯火の自転車は姿が見え難いことがあります。
車やバイクはフロントライトにより前面を照らしているものの、暗い景色に溶け込んだ自転車に気が付くのが遅れて接触しそうになる場面に遭遇することもあります。
正しいルールを身につけるとともに、適切な保険加入が大切
自動車の運転免許を取得していない小さいお子さまや学生の方は交通ルールを正しく学ぶ機会がなく、結果として危険な自転車運転をしてしまうことがあります。
事故を起こさないために、正しい交通ルールを身につけることが大切ですが、万が一の事故に備え適切な保険に加入することも自分自身だけでなく周りの人を守るために重要となります。
自転車保険には、自分のケガに対する補償だけでなく、加害事故を起こしたときに被害者側への損害賠償責任の補償があります。
万が一の事故が発生する前に、自転車保険のご用意をご検討いただくことをおすすめいたします。
執筆者:株式会社 エムアイカード 保険担当
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