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生命保険への加入方法は?どんなタイミングで加入すべき?

保険に加入しようと思ったとき、窓口やWebなどさまざまな加入方法が存在するため、迷ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
直接担当の人と会って話をしながら検討したいという方もいれば、インターネットなどから手軽に申し込みを済ませたいと考える方もいます。
それぞれの生活スタイルに合わせた保険への加入方法を把握しておくことで、スムーズに保険に加入することができます。
今回の記事では、加入窓口別にそれぞれ特徴と、生命保険への適切な加入タイミングについてご紹介します。

生命保険の主な加入窓口

「生命保険に入ろうかな」と考え始めたら、まずどうしたら良いのでしょうか。
生命保険は、保険会社、保険代理店、金融機関で取り扱っているので、まずはそれぞれの特徴をご紹介します。

保険会社

保険会社とは、自社で研究・開発をした保険商品を持ち、販売している会社です。
各保険会社には、その保険会社専属の営業職員がいて、その職員から説明を受け、加入する形になります。
当然ながら、他の保険会社の商品の取り扱いはなく、その会社のみの商品が販売されています。

保険代理店

保険代理店とは、保険会社に委託され、保険商品を販売している法人や個人のことです。
一社の保険会社の商品のみを扱う「専属代理店」と、複数の保険会社の商品を扱っている「乗合代理店」があります。
専属代理店では、提携している保険会社の保険商品のみの取り扱いとなり、乗合代理店では複数の保険会社の商品を取り扱っていますが、どこの保険会社の商品を取り扱っているかは代理店ごとに変わってきます。
最近では百貨店やショッピングモールの一角、路面店などの代理店があり、買物ついでに気軽に相談できる場所として、店舗数が増えている傾向にあります。

金融機関

銀行や信用金庫などの金融機関の窓口でもそれぞれ提携している保険会社の保険商品を取り扱っています。
店舗にもよりますが、医療保険やガン保険の他、年金保険や万一の際の死亡保険などが一通り揃っています。
しかし、複数の保険会社の商品を取り扱っている乗合代理店よりも、商品数が少なく同種の商品を比較しにくい傾向にあります。

それぞれの加入窓口はどんな方におすすめ?

3つの加入窓口の特徴をご紹介しましたが、それぞれの加入窓口は、どんな方におすすめなのかご紹介します。

保険会社での加入をおすすめの方

「万一の給付金・保険金の請求の際に手間を省きたい、色々なところに連絡するのは手間だ。保険の手続きは一本化したい」という方には、保険会社での加入がおすすめです。
一社の保険商品のみの取り扱いになりますが、その保険会社の商品の中でニーズに合う商品を組み合わせて提案してもらえるため、保障が重なってしまうなどの無駄を省くことができます。
万一の請求の際には基本的には加入時の担当者に依頼をすればよいので手続きがスムーズという側面があります。

保険代理店での加入をおすすめの方

「自分や自分の家族にはどのような保険が良いのかわからないので相談したい」「複数の保険会社の商品を比較したい」「複数の商品が気になっている」という方には、複数の保険会社商品を扱っている乗合の保険代理店での加入がおすすめです。
それぞれの保険会社ごとの強みや商品ごとの違いなどにも詳しいので、多数の保険商品を比較して決めたいという方や保険はよくわからないから専門家に任せたいという方にもおすすめです。

金融機関での加入をおすすめの方

金融機関で扱っている保険商品は、保険会社や代理店が扱っているものよりも商品数が少ないため、「選択肢が多すぎると悩みすぎてしまう」という方にとっては決めやすく、おすすめです。

また、普段の行動圏にある銀行の窓口で保険の相談をすることができるので、利便性が高く、「わざわざ保険の相談をしにどこかに出かけるのはちょっと…」というような行動範囲を広げにくいという方にも向いています。

インターネット窓口という選択も

インターネット窓口のある生命保険は、保険料のシミュレーションなどをインターネット上で行い、インターネットのみで保険契約を締結させることができます。
自宅にいながら保険契約を締結することができるので、急いでいる方や、忙しくてなかなか直接窓口へ行く時間が取れないという方におすすめです。

但し、投資性の商品など、対面での重要事項説明が必須とされている保険商品、医師の診断書が必要となる商品などは、インターネットからの加入ができないため、限られた商品の中から検討する形になります。

インターネットでの加入は、同じような保障内容であっても保険料が安くなる場合もあるので、ある程度保険の知識があり、商品の説明を見て保障内容を理解することができ、自分に必要な保障が分かっている方にはとてもよい加入窓口といえます。
契約までは至らなくても、「まずは自分で調べて基礎知識を得たい」「自分に必要なことを考えたい」という方にはインターネットでの資料請求などもおすすめです。

保険への加入のタイミング

保険への加入のタイミングについて迷う方もいらっしゃるかと思います。保険への加入、又は見直しのタイミングは「ライフステージが変わるとき」です。
ライフステージが変わるときとは、就職、結婚、出産、子どもの独立などです。
そのタイミングで「保険」が気になりだしたという方もいらっしゃるでしょう。
どのタイミングにどんな保険を検討すると良いのか、ご紹介します。

結婚

家計において、ご夫婦どちらかの収入に頼っている場合には、一家の大黒柱の死亡保障額を厚めに、共働きの場合は、お互いの収入に応じた生命保険(死亡保障)の検討をおすすめします。
また、緊急予備資金としての貯蓄がない場合には、ご夫婦ともに病気やケガに備えて医療保障のある保険の検討もおすすめします。
いずれの場合も万一の場合に必要となる金額が、家庭によって大きく異なります。
保障額をいくらくらいになるように設定していくのかなどに不安を感じる方は、保険代理店などの窓口にいる担当者に相談しながら、ライフプランを立て、必要な保険を検討することを強くおすすめします。

子どもの出産

人生の中で最も保障を手厚くしたい時期といえます。生命保険や医療保険などの他に、学資保険なども視野に入れることをおすすめします。

同時にガン保険や先進医療に対する保障などの保険も検討するケースがあるかと思います。
しかし、これらは医療保険の保障に含まれている場合や特約でつけることが可能な保険など、さまざまな保険商品があります。
保険代理店などの窓口にいる担当者に相談することで、ご家族の収入状況や貯蓄状況によって最適な保障の組み合わせの提案を受け、保険料をできるだけ抑えながら、必要な保障とお子さまの学資の準備などを両立するのがおすすめです。

無駄のない保険運用を

保険と言っても、万一の際の死亡保障から病気・ケガなどの医療への保障、学資の準備や老後の生活資金準備など、さまざまなニーズに合わせた商品が存在します。
そのような世の中に大量にある商品から、自分にぴったりの商品を選択し、無駄のない保険を組み合わせる、というのはなかなか難しい側面もあるでしょう。

また、0.01%と金利の低い預貯金では資産の増加が望めない、という側面から、外貨建ての保険や投資の側面が強い変額保険というような商品も存在し、老後の生活資金対策にも効果的です。

尚、保険料は「生命保険料控除」「個人年金保険料控除」といった節税効果もあるため、保険に入ること自体が家計に対しても、将来の生活に対しても効果的になる場合があります。

まとめ

保険会社や保険代理店に相談することで、各家庭のニーズや家計に合わせて、最大限の保障を得られるよう、数多くある保険商品の中から無駄のない商品の組み合わせを提案してもらえます。
また、今まで保険に入ったことのない方だけではなく、「昔、親が入ってくれた保険がそのまま」という方や「職場で入ったきり、一度も見直していない」という方は、今持っている保険証券を持って相談に行かれることをおすすめします。
時代に合った保険が開発・販売され、保障内容もバラエティに富んだ保険商品がたくさん販売されています。ぜひ一度、保険代理店の窓口などに相談してみてはいかがでしょうか。

文責:株式会社 エムアイカード
   ファイナンシャルプランナー 二戸由起子

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