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インターネット上の炎上は保険の対象になるの?

近年、SNS上で企業のアピールをする会社が多くなっています。
SNSを運用するうえで気を付けたいのが、『炎上』です。
『炎上』してしまうと、投稿に対して好意的でないコメントが拡散され、マイナスイメージがついてしまいます。
気を付けていても細かい部分で炎上することもあり、SNS運用には細心の注意が必要になっています。
そんな『炎上』に対応した保険はあるのでしょうか?
今回の記事では、インターネット上の炎上に対する保険について紹介します。

インターネット上の炎上に備える保険は存在する?

SNSが急速に普及している現在、『炎上』への対策は企業にとって頭の痛いテーマでしょう。
総務省情報通信政策研究所「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると、2016年時点で10代から60代のSNSの利用率は71.2%に達しており、個人による情報の収集、拡散が容易にできる時代となりました。
それに比例するように、インターネット上の炎上の件数もここ数年、右肩上がりで増加傾向にあり、2015年には年間1,000件に達しているそうです。
そのような企業のリスクを補償するため、2017年以降、各損害保険会社から特色のあるインターネットの炎上に備える保険が発売され、企業のブランド毀損リスクに備える環境が整ってきました。
そのようなインターネットの炎上に備える保険(ネット炎上対応費用保険(費用利益保険))を総称して以下、『ネット炎上保険』と表します。
※商品の名称・補償内容は保険会社によって異なります。

ネット炎上保険とは

「ネット炎上保険」とは主に法人を対象とし、従業員による不適切なSNS投稿やバッシングを受けるようなCMやPR動画、異物混入といった製品・サービスの問題など、インターネット上で企業のネガティブ情報が広がってしまう『炎上』に備える保険です。
一旦炎上が起こってしまうと、その対応のために多大な労力と時間を費やすことになります。

ネット炎上保険では、企業がネット炎上への対応のために支出した謝罪費・損害賠償費・営業損失費などが補償の対象となります。
起こってしまった炎上の収拾に要した費用の負担を軽減してくれるのが「ネット炎上保険」です。
ネット炎上保険は、その多くがインターネットのリスク対策を専門とする会社と保険会社が連携してサービスを提供していることが特徴として挙げられます。

補償の対象となる『炎上』が発生した場合、その対応費用の一例を挙げますと、
・原因調査費用
・コンサルティング費用
・炎上拡散防止に要する費用
・超過勤務手当・コールセンター設置費用
・メディア対応のコンサルティング費用
・各メディアへの広告掲載費用
などが補償の対象となる保険商品があり、補償額の規模によっても保険料はさまざまです。

但し、補償の内容や対象となる「ネット炎上」の定義は各保険会社によって異なります。
例えば、
・Twitter上で1,000リツイートされ、拡散された内容が誹謗中傷に当たる場合
・10,000リツイートされてインターネット検索サイトや新聞などにニュースとして”炎上した”と掲載された場合
・拡散状況やニュースサイト掲載に関わらず、ネット上の誹謗中傷によって100万円以上の営業損失が確認できた場合
など条件はさまざまです。

どのような状態になった時に補償の対象となる「炎上」に該当するのか、加入を検討する際に確認しておくことが重要です。
また、引き受け条件も異なる場合がありますので、詳細は取扱代理店までお問い合わせください。

炎上補償サービスとの違いは?

ネット炎上保険と類似したサービスに「ネット炎上補償」があります。
ネット炎上補償とは、インターネット上の評判・口コミ・SNSを24時間、365日常時監視し、炎上や風評被害を未然に防ぐサービスです。
万が一ネガティブな情報が投稿された際には、随時、契約企業への報告を行い、それぞれに応じた最適な解決策を提案するものです。リスク情報に対し、迅速に対応することで企業ブランドの価値を守ります。

ネット炎上保険がWebリスクコンサルティング企業と保険会社共同のサービスであるのに対し、ネット炎上補償は保険会社が関与せず、Webリスクコンサルティング企業のみで運営される補償サービスです。
ネット炎上保険と比べると安価で、ネット上のモニタリングやリスク分析、炎上が発生した時のコンサルティングなどを受けることができます。
但し「保険」ではないので、謝罪会見などのメディア対応費用、対応のための臨時従業員に対する給与、時間外手当、回線増設費用などの保険金は支払われません。

まとめ

インターネット上に、一度ネガティブな情報が拡散されてしまうと、その収拾は思いのほか大変で、労力も費用もかかるものとなっています。
また、自社だけでは対応しきれず、インターネット特有の炎上リスク管理の専門家からの助言も必要となる場合もあるでしょう。
そのような時に迅速に専門家との連携可能で、また、費用負担も軽減できるような、ネット炎上保険。検討する余地は十分にあるのではないでしょうか?

尚、ネット炎上保険に加入する際にはどういった場合に保険金が支払われる『炎上』に該当するのかという視点や、ネット炎上保険への加入が良いのか?それとも、ネット炎上補償サービスだけの利用で良いのか?など、会社の規模やリスク管理の必要性を踏まえて各サービスを比較するのがお勧めです。

文責:株式会社 エムアイカード
   ファイナンシャルプランナー 二戸由起子

※本ページは概要を説明したものです。詳細は取扱代理店までお問い合わせください。

<取扱代理店>
株式会社 エムアイカード
〒東京都中央区晴海1-8-12
0120-366-526
受付時間:午前10時~午後6時(土曜・日曜・年末年始を除く)

<引受保険会社>
損害保険ジャパン株式会社

SJ21-16267(2022年3月9日)

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