保険の付帯サービスを活用しましょう
利用の仕方も紹介
加入している保険サービスについて、あなたは把握していますか?
保険には便利な付帯サービスが存在することがあります。 せっかく加入している保険なら、しっかりサービスを使い切りたいですよね。
今回は、付帯サービスとその使い方について紹介します。
目次
付帯サービスとは
付帯サービスとは、保険会社が契約者向けのサービスとして健康相談ダイヤルやセカンドオピニオンサービスなどを提供している制度です。
契約者または被保険者、同居の家族など、利用できる範囲がそれぞれの付帯サービスごとに定められています。
どんな付帯サービスがあるの?
一例をあげますと、以下のような付帯サービスがあります。しかし、どのサービスが利用可能なのかは、保険会社や加入している各保険によっても異なるので、加入前に確認しましょう。
・24時間受付の健康生活ダイヤル
・健診・人間ドック相談
・乳がん検診相談
・セカンドオピニオンサービス
・専門医紹介サービス
・糖尿病総合サポート
・ガン治療総合サポート
・仕事とガン治療の両立サポート
・メンタルヘルスサポート
・ガン患者や家族のためのメンタルサポート
・税務・法律相談等の暮らしの相談
付帯サービスの利用方法は?
付帯サービスの利用方法は、保険加入時に受け取れる専用のリーフレットなどに記載があります。
例えば、サービスの種類ごとにフリーダイヤルや専用の電話番号の記載があり、まずはそちらに連絡をします。
そして、多くの場合、付帯サービスの利用可否を確認するため、契約者かどうかの確認(多くの場合、証券番号を電話口で伝えるなど)が必要となります。あとは電話口のオペレーターの方の誘導に従い、サービスの利用を開始します。
契約をしていなくても付帯サービスを受けられる?
生命保険、医療保険に付帯している付帯サービスは、基本的には保険契約をしていないと受けることはできません。
しかし、1つの保険についている付帯サービスの範囲が、契約者・被保険者だけでなく、同居の親族まで対象としているような場合は、サービスを受けたい本人が契約をしていなくても、サービスを受けられる場合があります。
また、付帯サービスは、保険会社自体が提供しているのではなく、保険会社との提携会社が提供しています。
そういった、提携している『医療・健康情報提供サービス会社』と、個人的に契約をすれば、付帯サービスを受けることが可能です。個人で契約をすれば会費を支払う必要があります。
保険のサービスと一緒に付帯サービスも確認を
付帯サービスは、サービス利用時の相談内容や取次内容によっては有料となる場合がありますが、保険契約に付帯している場合には、加入料や月額費用は不要です。
ぜひ今後、保険加入を検討するときには、保険の保障内容はもちろん、ご自身や家族に必要な付帯サービスがついているかどうか?比較検討の対象にしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
付帯サービスは、各保険会社や加入する保険種類によっても異なっています。
もちろん、付帯サービスが目当てで保険加入をするのは本末転倒ですが、似たような用途の保険に加入する場合には、ぜひ付帯サービスも含めて比較検討してみましょう。
また、すでに加入している保険の付帯サービスにどんなものがあるのか?その使い方など、万一の時に備えて、一度確認してみてはいかがでしょうか?
文責:ファイナンシャルプランナー 二戸由起子
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