火災保険というと火災の補償だけと思われがちですが、契約内容によっては自然災害・盗難・破損・汚損などの被害を受けた場合でも補償対象となります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今回はその中で支払い件数の多い「破損・汚損」についてご案内いたします。

火災保険の「破損・汚損」とは？

「破損・汚損」とは、不測かつ突発的な事故による建物や家財の破損や汚損をいいます。
そして、火災保険の「破損・汚損」とは、日々の暮らしの中で起こりがちな「うっかり」を補償するものです。
例えば下記のような場合が該当します。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
＜建物＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
・掃除中に掃除機が壁に当たり穴が開いてしまった　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
・子供がボールを投げて窓ガラスを割ってしまった　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
＜家財＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
・誤ってコーヒーをこぼしてパソコンを壊してしまった　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
・子どもがテレビにものを投げつけて液晶が割れてしまった

保険金は全額もらえるの？メガネやスマホは支払い対象外

それでは事故があった場合、支払われる保険金の額はどれくらいでしょうか？　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　保険金＝損害額（修理費）-免責金額（自己負担額）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
損害額が6万円の場合
免責金額が1万円では5万円
免責金額が5万円の場合、保険金を受け取ることができません。
また、保険金が支払われない場合もあるのでご注意ください。

＜支払い対象外となる例＞
・すりキズや塗装のはがれなど外観上の損傷または汚損
・自然消耗、劣化、変色
・置き忘れまたは紛失
・メガネ、コンタクト、スマホ、携帯電話など

請求できるかも・・と思ったら

もしかしてこのケースは保険の請求できるかも？と思ったら・・・
まず、ご加入の代理店・保険会社に連絡してみましょう。
今回ご案内した「破損・汚損」で補償される事故は日々の暮らしの中で起こる可能性の高いものです。
この補償があるとお役に立ちますが、補償範囲が広くなる分保険料は高くなります。保険料とのバランスを考慮して補償を付けるかどうか検討しましょう。
ぜひエムアイカード 保険担当へご相談ください。

執筆者：株式会社 エムアイカード　保険担当

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