介護する立場、される立場、それぞれの不安について
不安を100%解消することはできませんが、少しの安心は手に入れられるかもしれません。
今、介護問題発生中の知人の話
前日までお元気だったお父さまが翌朝急に倒れ、入院されてしまったという知人がいます。
そばに付き添うお母さまも体調を崩されてしまい、介護する家族も健康維持にはかなり気を遣いながら今後どのように介護していくのか検討しているそうです。
ご家族に介護が必要な方がいる場合の大変さは知人の話を聞いてよくわかりました。
病院での介護と在宅介護との違いもあるとは思いますが、病院での介護については経済的負担がかなりあるようです。
在宅介護の場合でも介護が必要な方をひとり残して外出ができる状況ではないでしょうし、仕事をしていても退職せざるを得ないケースもあるのではないでしょうか。
デイケアなどの介護サービスを利用したり、家族が交替で介護に当たったりすることになれば、考えるだけでも気が遠くなる大変さだと思います。
自分が介護される立場になったら
自分が介護される立場になったら、どんな気持ちになるのでしょうか。
体の自由がきかない場合などは、精神的につらい日々が続くのではないでしょうか。
家族には毎日でも会いたいけれど、家族に必要以上に迷惑をかけられないとか、悔しい、寂しい、元の体に戻れるのかなど大きな不安が頭をよぎり、気分が滅入ってしまうことでしょう。
私は短い間でも入院した経験がないので、入院生活をするだけでも耐えられないと思います。
自宅に戻れたとしても、家族の負担はできるだけ少なくしたいと思います。
今からできること
80歳、90歳になっても、自分の足で立ち、旅行に出かけたり大好きなお買物に行ける確証があれば悩むこともありませんが、先のことは誰にもわかりません。
元気でいても、いつケガをしたり病気になるとも限りません。
定期的に運動をしたり、食事に気を付けて病気やケガをしにくい体を作ることも大切です。
周りに介護者を抱える方が増えて一層感じることが、「民間の保険に加入するという手段も検討した方がよいのではないか」ということです。
今はまだ働き盛りだから必要ないという声もありますが、早めに備えておくことで、少しでも家族に与える負担を軽減するために、私自身検討しておく必要があると思っています。
また、保険会社が付帯サービスとして加入者及び家族に対する『電話相談サービス』を実施している場合もあります。
介護についてのちょっとした相談でも、プロの方に相談することで不安が和らぐこともあると思います。
保険を選ぶ際はそのようなサービスにも着目していただくことをおすすめいたします。
執筆者:株式会社 エムアイカード 保険担当
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