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ウインタースポーツシーズン到来!

今年もウインタースポーツのシーズンがやって来ました。
気象予報のニュースによれば、今年の冬は暖冬ですが雪が降りやすいという、ウインタースポーツ好きには嬉しいシーズンになりそうですね。

ところで、ウインタースポーツといえば、スキー、スノーボード、スケート…とたくさんありますが、皆さまはどのようなウインタースポーツがお好きですか?
私は20年近くスノーボードをやっていて、今年はどこに滑りに行こうか迷っているところです。

動くポール??

ゲレンデに行っていつも気になるのが、自分のレベルに合っていないコースを滑る初心者の方たちがたくさんいることです。
ゲレンデの途中でターンに失敗して転んでしまうことは上達するためには避けて通れないステップなのでしょうが、とても危ないと思います。
私がよく見かける危険なケースは、一緒に来ているお友達に「転んじゃった(笑)」と転んでしまったことをアピールし、自分が転んだ場所までお友達が滑り降りてくるのを、コースのど真ん中で座って待っていることです。
ゲレンデのマナーとして、もし転んでしまったりコースが長くて途中で休憩する場合などは、他の方の邪魔にならないようにコースの端に寄って休むことになっています。しかし、なかなか守られていないのが現状です。
さらに、初心者の方は滑り出しも予想とは違う方向に向かったり、立ち上がりきれずにまた転倒したりと、見ているこちらがハラハラしてしまいます。

私が大好きだったプロボーダーのシギー・グラブナーさんは、ゲレンデで座り込んでいる人たちを動くポールに見立てて、大回りのターンの目印にしているとコメントしていたことがありました。
私もそれを習って、極力初心者の方の近くは通らないように、かつ、ターンの目印にさせていただいています。

上級者でも危険がいっぱい!

リフトから「今日は初心者が多いなぁ」と思いながらコースを見ていたところ、上から明らかに上手な方が滑り降りてくるのが見えました。
ターンの踏み込みのタイミングや加重のかけ方などを参考にしようと追いかけて見ていたところ、その方の斜め後ろにいた初心者と思われる方が立ち上がるのに失敗し、急にその上級者がいる進路に飛び出してしまいました。
上級者の方も、横で座り込んでいた初心者の方が、すごいスピードで前に現れるとは予想できなかったため、初心者の方を避けきれずにぶつかってしまう事故が起きてしまいました。

その初心者の方は、見るからに脚がおかしな方向を向いて倒れていたので、おそらく骨折してしまったのではないでしょうか。
上級者の方は、初心者の方のボードのエッジで太ももの部分のウエアがぱっくりと裂けており、しきりに脚をおさえて痛そうにしているのが見えました。

こんな時に使える補償は?

このような事故の時、自分のケガは「傷害保険」で補償されます。
しかし、今回の初心者の方のように、相手の進路妨害をしてさらに相手にもケガをさせてしまった場合は、自分のケガを補償するだけのプランでは足りません。

そんな時に問われるのが個人の賠償責任です。
これは、傷害保険・自動車保険・火災保険などに特約として付帯することができます。
また、最近話題になっている「自転車保険」にもセットされていることが多い補償でもあります。

油断大敵!

私は、上達してからは転ぶこともなくなり、「ケガをすることなんてない」と高をくくっていたのですが、この事故を目撃し、「自分が気をつけていればケガをしない。」という考えは間違いだったと改めて感じました。

それからは、人にケガをさせる可能性と自分がもらい事故にあう可能性も考え、傷害保険+個人賠償責任をカバーする特約をセットで加入し、万全の状態でゲレンデに向かうようにしています。

皆さまも、ウインタースポーツに出かけられる前に、ご加入中の保険にご自身のケガの補償だけではなく、人にケガをさせてしまった時の補償がセットされているかをご確認いただき、安心してゲレンデでのひと時を楽しめるよう準備してくださいね!

執筆者:株式会社 エムアイカード 保険担当

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