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あなたはバイクの任意保険に入っていますか?

日に日に寒くなってまいりました。
バイク乗りの私にはなかなか辛い季節となりますが、それでもツーリングに行きたい!と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
とは言え冷えた路面はタイヤが滑りやすく、事故も起こりやすくなります。
今回は、バイク事故が起きてしまったときに必要となる保険についてお話しさせていただきます。

バイク保険の加入率について

皆さんは自動二輪車の任意保険加入率をご存知でしょうか?
なんと約40%(※)と言われています。つまり、公道を走るバイクの半数以上が任意保険に加入していない状況です。

自動車保険の加入率が80~90%(※)ということを踏まえると、いかに低い加入率であるかがわかります。
二輪車はその名の通りタイヤが2つしかなく不安定な乗り物です。重大事故を起こす可能性も十分あり得ます。
万が一に備えて任意保険に加入するなど、しっかりとした備えが必要です。

※参考:損害保険料算出機構

事故が発生!賠償金はいくらになるの?!

山道などのワインディングロードをバイクで風を切って走るのはとても気持ちが良いですよね。
でも、うっかりスピードが出てしまいカーブを曲がりきれずスリップしてしまったとしたら・・・
もしその先に対向車線を走る自動車や自転車、歩行者がいたらと思うとゾッとします。

事故を起こさない安全運転が大前提ではありますが、絶対に事故が起こらないとは言い切れません。
そのためにも、万が一の事故に備えることが大切です。

では、もし事故を起こしてしまった際には、相手へどれだけの賠償が必要になるのでしょうか。
以下は過去に発生した自動車・二輪車事に伴う高額賠償金の一例です。

【対人賠償責任】
・ケース : バイクと衝突して運転者に重い後遺障害が残った。
・賠償金額 : 3億8,281万円

【対物賠償責任】
・ケース : トラックと衝突して店舗に車両が飛び込み、店舗に大きな被害が発生した。
・賠償金額 : 3億8,281万円

上記は高額賠償金の一例ですが、バイクを運転する以上は事故と隣り合わせであり、高額な賠償金を請求される可能性があることを忘れてはいけません。

任意保険に加入していないとどうなるの?

皆さんは恐らく自賠責保険にはご加入されているかと思います。
自賠責保険未加入は法律違反であり、車両購入時や車検更新のタイミングでご加入されるケースが多いのではないでしょうか。

しかし、自賠責保険の補償は被害者救済の位置づけで万が一の際の補償が足りなくなる可能性があります。
自賠責保険の対象は「自動車事故によって他人の身体に損害を与え、法律上の損害賠償責任を負った」場合に限定されています。そのため、他人の車や物に損害を与えた物損事故は保険金支払いの対象外となります。

【自賠責保険の保険金の支払い限度額】※一人あたり
・傷害:120万円
・死亡:3,000万円
・後遺障害:後遺障害の程度に応じて75万円~4,000万円

万が一、任意保険に加入しないまま事故を起こした際、前述のような高額賠償金を請求された場合においても自身で支払わねばなりません。

一方、任意保険に加入していれば、自賠責保険の補償上限を超えた賠償金を任意保険が補償してくれるため、ご自身だけでなく、被害者にもしっかりと補償を行うことができます。

事前の準備で楽しいツーリングにさらに安心を。

ツーリングには予期せぬ事故やトラブルはつきものです。
また、事故が起きてしまった際には、その被害は自身だけでなく、周囲の人・物にもおよぶことも多くあります。


ヘルメット・プロテクターの装着だけでなく、しっかりと自賠責保険と任意保険に加入して安全なバイクライフをお楽しみください。

執筆者:株式会社 エムアイカード 保険担当

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