入っておけばよかった子どもの保険
子どもは医療費がかからないから医療保険は必要ない?!
実際に我が子が入院した際に感じたことを伝えさせていただきます。
目次
「喉元過ぎれば熱さ忘れる」はよくあることかもしれません
子どもの医療費は自治体によりますが、私の住んでいる区では中学校卒業まで子ども医療費助成の制度があり、自己負担なく受診できます。
そのため、自分が保険の仕事をしているにも関わらず、子どもの医療保険には入っていませんでした。
数年前に長女が聞いたことのない病気になり、入院の話が出ました。
結果、入院はせず通院で治療し、事なきを得たのですが、しばらくは医療保険に入ることが難しくなってしまいました。
その時に、「やっぱり入っておけばよかったな。この先また大きな病気をしてしまったら困るし、保険に入れないままだったら将来が不安だな。」と後悔をしていました。
それにも関わらず、まさに「喉元過ぎれば熱さ忘れる」で、数年後に長男が誕生しましたが、医療保険に入ることをすっかり忘れてしまいました。
子どもが入院するとかかる費用のアレコレ
長男が1歳6カ月のころ発熱した際、「今回は何かおかしい」と思い、かかりつけのクリニックを受診したところ2週間ほどの入院が決まりました。
入院中、医療費自体は自己負担はなかったものの、その間さまざまなことにお金がかかりました。
病院に直接支払った費用は食事代と入浴料でした。
入院中の食事代は医療費ではないので自己負担です。また、体調が少し良くなってからは入浴ができるようになったため、入浴料も少額でしたがかかりました。
その他に直接長男にかかった費用は、個人用のテレビを視聴するテレビカード代、ベッドで遊べるようなおもちゃや絵本の購入費です。テレビカードは冷蔵庫にも使用できるタイプで、こちらは予想外に費用がかさみました。
他に、親が病院に泊まり込む際はレンタルのベッド代が日額でかかったり、病院と自宅を行き来する際の交通費や長女は小学生でしたが、夜遅くまで一人というわけにはいきませんので、民間の学童の延長料金等の費用も発生しました。
細かい部分では、病院の消灯時間に病院を出て、自宅に戻ってから長女の夕飯の支度をすることなど体力的にも時間的にも厳しく、お惣菜を購入したり外食したりすることで、食費もかさみました。
他にもこんなことにお金がかかるかもしれません
私が実際に支払った費用はそれほど高額ではありませんでした。
入院した病院にはたまたま空きがあり、4人部屋に長男1人であったためそれほど気にはなりませんでしたが、具合の悪いうえ病院という異なる環境となると子どももぐずって大泣きをしてしまったり、親も泊まり込みとなると周りの目も気になるので個室の方がいいというケースもあるかもしれません。
個室の場合は差額ベッド代が日額でかかってきますので、入院が長期化するとかなりの負担になってきます。
大人もそうですが、小さな子どもが何もせずおとなしくベッドで寝ていることはとても難しいです。
テレビもいつでも見たい番組があるわけではないので、スマートフォンやタブレットなどで動画を見たり、ポータブルDVDプレイヤーなどでDVDを見たりしている子もいました。
そういった細かいことに諸々お金がかかってきたりもします。
また、お仕事をされていて、他にお子さまのお世話をされる方がいない場合、仕事を休むことで収入が減ってしまうこともあるかもしれません。
子どもが生まれたら医療保険もぜひご検討を
冒頭にも記載しましたが、我が家は長女、長男ともにすぐに医療保険には加入が難しい状況です。
長女の経験の教訓を活かせなかったことを後悔しながらも、親としては、この先大きな病気や怪我をしないことを切に願っています。
一度大きな病気や入院をしてしまいますとすぐに医療保険に入ることは難しくなってしまいますので、
お子さま誕生の際はぜひ医療保険もご検討されることをおすすめいたします。
執筆者:株式会社 エムアイカード 保険担当
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