クレジットカード付帯国内旅行保険の補償内容をご存知ですか?
目次
個人旅行中に転んでケガをしてしまった。
カード付帯の国内旅行保険で補償されるの!?
もうすぐ夏休みですが、国内旅行を考えている方も多いのではないでしょうか。
国内旅行の場合だと、海外旅行と比べて安全だと考えて保険に入っておこうと考える人は少ないようですが、クレジットカードには国内旅行中のトラブルを補償する「国内旅行傷害保険」がついている場合があります。
今回は、ふだん意識することが少ない国内旅行保険の補償内容について解説します!
国内旅行に行かれる機会が多い方はぜひ参考にしてみてください。
カード付帯の国内旅行保険で補償される3つのケース
カード各社により補償内容は異なりますが、
エムアイカードのゴールドカードでは、ケガによる「死亡・後遺障害」「入院/手術」「通院」が補償されています(※利用付帯)。
国内旅行傷害保険(利用付帯)
補償内容 | 保険金額 |
ケガによる死亡・後遺障害 | 5,000万円 |
入院 | 日額5,000円 |
手術 | 5,000円×(10,20,40倍) |
通院 | 日額3,000円 |
※当社ゴールドカード付帯国内旅行傷害保険補償内容(2018年7月現在)
※利用付帯:クレジットカードで決済することが適用条件となります。
カード付帯の国内旅行保険で注意が必要なのは、
国内旅行中のすべてのケガを補償するわけではないという点です。
保険金が支払われる場合は、以下の3つのケースに限られます。
【保険金をお支払できるケース】
① 公共交通乗用具(航空機・電車・バス等)搭乗中のケガ
② 宿泊施設の火災・爆発によるケガ
③ 宿泊を伴うパックツアー(募集型企画旅行)参加中(集合~解散まで)のケガ
では、日帰りパック旅行中や個人旅行中、歩いて観光スポットを巡っているときに転んでケガをしてしまった場合は補償されるでしょうか?
この場合①~③のどのケースにもあてはまらないため、カード付帯の保険では補償されません。
カードの利用付帯とは!?
カード付帯保険で補償される上記①~③は、
「自動付帯(カードを持っているだけで自動的に補償となる)」と「利用付帯(カード決済が補償の適用条件)」の場合の2パターンがあります。
当社の国内旅行傷害保険は利用付帯ですが、
利用付帯の場合、①~③のケガを補償するためには、それぞれカード決済が必要となります。
① 公共交通乗用具(航空機・電車・バス等)搭乗中のケガ
⇒公共交通乗用具の搭乗券をカード決済
② 宿泊施設の火災・爆発によるケガ
⇒宿泊料をカード決済
③ 宿泊を伴うパックツアー(募集型企画旅行)参加中のケガ
⇒パックツアー代金をカード決済
個人旅行中のケガの補償は一般の国内旅行傷害保険がおすすめ!
このように、カード付帯の国内旅行保険では、特に個人旅行中のケガなどは①公共交通機関に搭乗中のケガもしくは②宿泊施設の火災・爆発によるケガのみ補償されます。
補償範囲は非常に狭くなっています。
一方で、一般的な国内旅行傷害保険では、「旅行の目的でご自宅を出発されてから帰宅されるまで」を補償いたします。
とくにカード付帯では補償が限定されてしまう個人旅行中のおケガがご心配な方は、国内旅行傷害保険の加入をおすすめいたします。
小さなお子さまがいらっしゃる方や個人旅行中にスポーツをされる方などはぜひご検討ください!
執筆者:株式会社 エムアイカード 保険担当
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