三越伊勢丹でほけん

保険ブログ:保険に関するお役立ちブログ

保険ブログ

保険に関するお役立ちブログ

ご用心!!原因は生肉だけじゃなかった!?

気を付けていても食べ物がいたみやすいこの季節。
もしあたってしまったら??何か対策はされていますか?

生肉だけ気をつけても不十分?

バーベキューや焼き肉がおいしい季節になりましたね!
みなさまは今年、河原?海?山?どこで楽しみますか?
私はずぼらな性格なので、手ぶらで行けて後片付けもいらないバーベキューガーデンがお気に入りです。

おいしくて楽しいバーベキューパーティー。
でも、これからの時期気を付けたいのが、「腸管出血性大腸菌」などの食中毒。
「腸管出血性大腸菌」と言われても何のことやら…と思ったかもしれませんが、「O157」と言われるとニュースなどで耳にしたことがあるのではないでしょうか?

健康な成人であれば、O157に感染しても症状がなかったり単なる下痢で終わることも多いですが、乳幼児や高齢者の方では、腹痛や血便などの出血性腸炎のほか、急性腎不全、血小板の減少、貧血などの症状が出て、重症の場合は死亡するケースもあるそうです。(東京都 食品衛生の窓より)

O157と言えば、牛の生肉など過熱が足りなかった食品が原因というイメージがありますが、過去にはサラダや白菜のお漬物、メロン、井戸水などによる感染の事例もあったそうです。
食べ物以外でも、ふれあい動物イベントや搾乳体験が原因で感染したケースも報告されています。

予防はどうすれば良いの?

それでは、食中毒を予防するにはどうすれば良いのでしょうか。
ポイントは全部で6つあります。


出典:厚生労働省ホームページ

事前に備えておきたい食中毒対策

では、万が一食中毒にかかってしまった場合、補償される保険はあるのでしょうか?
重篤な症状が出て入院した場合は、医療保険の入院保険金の対象となることが一般的だと思いますが、入院するほど重い食中毒はなかなか稀なケースではないでしょうか。

あまり馴染みがないかもしれませんが、旅行保険(国内旅行保険・海外旅行保険)は食中毒の補償がついているのが一般的です。
ご旅行中にあたってしまった場合は旅行保険でカバーできますが、近所のバーベキューガーデンでの食中毒は旅行保険ではカバーできません。

そんな中、ケガの保険である「傷害保険」に食中毒を補償する「特約」を付けることで、食中毒での通院・入院も補償対象にすることできる商品も一部保険会社で販売されています。

これからの季節、お子さまの部活動の夏合宿や家族旅行など、外食やお弁当を持ってお出かけをされる機会も増えてくるのではないでしょうか。
感染源が目に見えない食中毒は、気をつけていても完全に予防することは難しいのが現状です。
大切なご家族のためにも、食中毒が多発する前の早めの準備をおすすめいたします。

執筆者:株式会社 エムアイカード 保険担当