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自動車保険のダイレクト型と代理店型その違いと選び方

自動車保険に加入する主な方法には、車を買ったディーラーや保険専業の“代理店”で加入する方法、保険会社の直接販売(ダイレクト)で加入する方法があります。ダイレクト型と代理店型、2つの違い知っていますか?

身近なプロに任せたいなら代理店型

保険会社の多くは「代理店」に保険の販売を任せています。そしてディーラーのほとんどが自動車保険を販売する「代理店」となっています。ディーラーで加入するメリットは、事故のときに修理と保険関係のことなど窓口が一つで済むことでしょう。

一方、保険専業の代理店(プロ代理店とも呼ばれます)のメリットは、自動車保険のことだけでなくその他の損害保険から生命保険まで保険のプロとして幅広いアドバイスを受けることができる点です。

ディーラーもプロ代理店も地域を基盤としていることから“顔が見える”そして“近くにいて気にかけてくれる”ことが安心感にもつながります。

自分で選びたい人向きのダイレクト型

代理店型もダイレクト型も補償内容に大きな違いはないと言ってよいでしょう。但し、ダイレクト型の中だけで比べてみると、走行距離によって保険料が細かく違う会社もあれば、車の使用地域により保険料がかわる保険会社があるなど、各社特徴的です。自分の車の使い方によっては選ぶ保険会社で大きく保険料が異なることがあります。

保険会社 A社 S社
保険料 37,960円 44,960円
条件 ステップワゴン(RP1)、用途:主に家庭用、ゴールド免許、
年間走行距離:5,000km、年齢条件30歳以上(記名被保険者 35歳)
等級:15等級、使用地:東京
一般車両保険:200万円(免責5万円-10万円)
対人対物:無制限、人身傷害(車内外担保) 3,000万円

「ダイレクト型の事故対応は大丈夫?」という声をよく聞きますが、代理店型もダイレクト型も事故対応プロセスは同じです。ロードサービスはもちろんのこと、現場へ駆けつけてくれるサービスを導入する会社が増えてきました。

代理店型との大きな違いは「自分一人で補償を選ぶこと」です。自動車保険の補償選びは難しいこともありますが、そこはコールセンターをしっかり活用することで解決。しっかりサポートしてくれるので気軽に電話してみるとよいでしょう。

文責:ファイナンシャル・プランナー 田中友紀