三越伊勢丹でほけん

保険ブログ:保険に関するお役立ちブログ

保険ブログ

保険に関するお役立ちブログ

あなたのがん保険、今の時代に合っていますか?

がんになった場合の生存率は、年々上昇してきています(※)。治療方法の選択肢も増え、治す病気になってきたことで、がんの治療に役立つ保障内容も変わってきています。
※国立がん研究センターがん対策情報センター5年相対生存率より

最近のがん治療

三大治療

がんの治療は、以前は入院し手術を受けるなどで長期の入院生活が必要でした。しかし、現在は「手術」「抗がん剤治療」「放射線治療」が、がんの三大治療と言われ、どれか単独もしくは組み合わせで行われています。

入院から通院へ

治療を受けるためには必ずしも入院が必要というわけでもありません。実際に年々入院受療率(※)は減り、外来受療率(※)は増えています。そして、がん治療のための入院日数は、15年前に比べると約13日も短縮化されています。
つまり、入院したとしても短期間であり、通院しながらの治療が増えてきているということがわかります。
※受療率は、人口10万人に対する推計患者数のこと

 

<入院・外来によるがん治療の変遷>

         出典:厚生労働省「患者調査」  
                     入院・外来受療率は人口10万人当たりの人数

いまどきのがん保険の保障内容は?

以前の「がん保険」は手術給付金や入院給付金に重きがおかれ、入院給付金の日数は無制限というものが主流でした。
しかし、手術給付金と入院給付金中心のがん保険だと、最近の治療方法では給付条件に当てはまらず、思ったような給付金をもらえないというケースが考えられます。
いざという時に本当に保険が役立つためには、いまどきの治療方法に合った保障内容が必要です。

診断一時金

がんと診断された場合にまとまって支払われるものです。使い道は自由なので、治療費に充てたり、しばらく仕事を休む場合には収入の補填にも役立ちます。

治療給付金

手術、抗がん剤治療、放射線治療のいずれかを受けた場合に給付金を受け取ることができます。

先進医療給付金

先進医療に指定されている治療(技術)を選択した場合、健康保険が適用されず全額自己負担になります。先進医療給付金は実際にかかった技術料をカバーしてくれるものです。

既にがん保険に加入している場合には、今の治療方法に合っている内容かどうか確認してみてください。保障内容がわからない場合、どのように見直ししたら良いかわからない場合にはプロの意見を聞いてみることをお勧めします。

文責:ファイナンシャル・プランナー 秋山友美