スマートフォンが壊れたとき、いま契約の補償で十分ですか?
いまや家族全員1台ずつ持っているスマートフォン(携帯電話端末)ですが、もし壊れたり盗難に遭った場合、いま契約の補償(キャリアサービスなど)で十分でしょうか?
目次
うっかりスマートフォンをトイレに落とし、水没させてしまった・・・。補償される契約はある?
大変便利なスマートフォンには連絡先だけでなく、大切な思い出の写真や動画、アプリなどでのメッセージの履歴とさまざまな記録もあり、壊れてしまうと日常生活に支障をきたします。
私の父もスマートフォンに頼り切った生活をしているにも関わらず、ズボンの後ろポケットにしまったまま、うっかりトイレに水没させてしまったことがあります。
当然端末は使えなくなり、修理を検討しました。
まずキャリアですすめられたサービスには、「まさか自分が、、」という思いもあり、契約せずにいたそうです。
次に検討したのは、自動車保険や火災保険などに特約で付帯できる「携行品損害補償」です。
しかし携帯電話・PCなどの通信機器等は対象外とされていることが多く、これも断念いたしました。
(海外旅行保険付帯の携行品損害補償など一部の保険では携帯電話・PCなどが補償対象となる場合があります。)
結局、買い替えたほうが金銭的負担が軽いことがわかり、修理は断念。
再度ログインすれば復旧できるデータは元通りですが、端末に残ったデータは復旧できずあきらめることとなり、金銭的負担以上に精神的負担のほうが大きかったようです。
お持ちの補償(サービス)の内容が十分か事前に確認を!
父の経験からキャリアの補償サービスに加入しておいた方がよいのでは?と感じ、よくよく調べてみるとキャリアの補償サービスも契約できるタイミングや補償額が限られていること、盗難などの場合は補償対象外であることがわかり、検討を見送りました。
また、自身が持っている通信デバイスを見直してみると、スマートフォンだけでなく、PC、キャリア契約をせずにwi‐fi利用しているタブレット端末など、複数の端末を使用しており、利用環境に応じて補償を備えたほうが、より安心だと感じました。
複数の端末を対象にできたり、破損だけでなく盗難も補償の対象となる補償もあるようです。
まずはご自身の補償を確認し、万が一に備えて検討してみてはいかがでしょうか。
身近で大切な持ち物だからこそ入念な対策を!
●第一に取り扱いは慎重に
肌身離さず持っている方も多いかと思いますが、私の父のように後ろポケットに入れたままにしない、画面割れ対策のフィルムを貼る、手帳型ケースに入れるなど、ご自身のうっかりを減らす対策をしましょう。
●貴重品と同じ扱いをする
スマートフォンには大切な思い出だけでなく、決済機能などもあり、お財布と変わらなくなっています。
盗難のリスクを減らすようにしましょう。
●データのバックアップをこまめにとる
1端末にしか落とせないアプリのデータなど、端末に頼るしかないデータは、こまめにバックアップをとるようにしましょう。
大切なスマートフォンが壊れたり盗まれるのは精神的負担が大きいです。
事前に対策をとることでリスクを軽減したり補償を受けることができ、精神的負担も軽減できます。
執筆者:株式会社 エムアイカード 保険担当
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